Arancione Fenice’s diary

趣味、いろいろ。日常、いろいろ。

T.Y. HARBORでハンバーガーを食べた

建築模型展へ行った時の話。

ランチはここでハンバーガーをガブリ。といってもファストフードのハンバーガーとはわけがちがう。ファストフードのハンバーガーしか知らない人ならハンバーガーってここまで美味しくなるものかと感動するんじゃないかと思う。ここのハンバーガーは具沢山。食べる時は紙のナプキンで包み、手でバンズを思いっきり挟み込まないと口に入らない。食べ方にちょっと慣れが要るかも。思いっきりガブリといきましょう。粗びきビーフの肉汁が口いっぱいに拡がる。

ここ数年、年に一回くらいの頻度で来ている。天王洲というちょっとアクセスしにくい場所にあるにもかかわらず、ここは大人気のレストランで曜日時間帯に関わらず予約必須。オンラインでも予約できて便利だ。カテゴリーとしてはアメリカ料理となっている。アメリカ料理というのが私にはピンとこないのだが、ハンバーガーとかお肉をグリルしたメニューが中心のようだ。BBQを洗練させた料理だろうか。お値段はお高め。ランチでもグルメなハンバーガーと飲み物とデザートをいただくと3000円を超える。夕食だとその倍の金額を想定した方が良さそう。ワインリストにはオーパスワンなんかもあるかもしれない。

それでも雰囲気はカジュアルなところがこの店の個性。高級フレンチやイタリアン、和食割烹などというかしこまった感じではない。店員さんもネクタイなんてしてなくてポロシャツだ。ランチの時間帯では近所の富裕層チックなお方がワンちゃんを連れてテラス席で食事している。ドレスコードは緩めなので子連れも結構いて、しかも場違い感がない。賑やかなので子供の声も耳障りではない。小さい子がいるけどたまには美味しい料理が食べたいという若い子連れ夫婦も気兼ねなく楽しめる。ディナータイムにも一度だけ仕事関係で来たことがあるが、賑やかさは居酒屋チックだ。客席も多い。

車で乗り付ける人も多く、タクシーは頻繁にやってくるしマセラティやポルシェなんかの高級車も次から次へとやってくる。ここの駐車場は係の人に鍵を渡してこの場所から離れたところに車を運んでもうらうタイプの駐車場。クラフトビール醸造していてそれが売りだけど車で乗り付けると入店時に手首に紙のテープが巻かれてアルコールがサーブされないように配慮されている。

天王洲は日本では珍しく、水辺の環境を心地よく演出している。水辺に気の利いた飲食店が並んでいてACTUSなんて洒落た家具屋もある。賑やかな場所ではないが静かで落ち着いた雰囲気。デートコースに良さそうだ。

客層は湾岸エリアの裕福な感じのファミリー老若男女。外国人も多い。芸能関係なのかモデルさんなのか、絶世の美人を何人も、毎度見かける。ほんと振り返ってしまうような、メイクも髪型も服装も素敵な美人。全くもう目の保養である。

このレストランは自家醸造ビールがウリ

 

建築模型展

多分、私には空想癖がある。

9月に天王洲のWHAT MUSEUMへ出かけた。目的は建築模型展。同時に模型倉庫の見学もやっていたのだが、あいにく予約が取れずに建築模型展のみ。

行ってみると数は少ないが建築家がプランを練るときに作る模型を展示していて見入ってしまった。公共施設なんかの模型があったけれど一番印象に残ってるのは雑居ビルの模型。駐車場、店舗、住宅部分からなる雑居ビルで規模は小さめのビル。実際に建てられた実物が存在していると説明書があった。フロア構成、エレベータや階段や廊下なんかの人の導線なんかも工夫が凝らされ、最上階の住居部分も工夫を凝らされた間取り。ここに車を止めてオフィスに移動したり、店舗へ荷物を運び込んだり。ここで料理して、食事して、コーヒーを飲みながら音楽を聴いて、バルコニーで日光浴してなんて利用シーンがイメージとして湧いてくる。こうしてつい空想に耽ってしまうのである。若い頃は想像力が暴走して眠れなくなってしまい、朝まで空想し続けてしまったことも。

これらの展示を見ても息子は特に反応なし。娘はジオラマチックな模型に少し関心を示した程度だったかな。妻の祖父は住宅の設計士だったと聞いている。私は子供の頃はプラモデルが好きだったし、大人になってからは海外旅行に出掛けては建築物、街並みなんか見て回った。けれど子供たちには取り立てて刺激になったわけではなさそう。ちょっと残念。

この手の展示では今は改装中であるが、江戸東京博物館が面白かった。江戸の街を再現したジオラマは圧巻。改装前に家族で出かけたのだけど、行ってよかった。

もちろんそれとは次元の違う小規模の展示ではあったけれどこうした模型をじっくり見る機会はなかなかないから似たような企画があればまた来たい。

今は「さわれる建築模型展」をやってるみたい。明後日までだけど。

小人さんがいい味出してる

場所はココ。 

 

 

 

iPad miniで音が詰まる?

あれ、音が詰まった?

私は音楽プレーヤーとしてiPad miniをメインに使っている。アプリはApple musicがほとんど。稀にYouTube

接続方法は以下の二通り。

iPad mini --- (wifi) --- ブリッジ --- (有線LAN) --- WXC-50 --- ESOTERIC I-05

iPad mini --- (USBケーブル) --- MOON 240i

週末なんかは半日くらいの時間、音楽を流している。時々音が一瞬詰まる。止まるというか詰まると言うか、ごくわずかな時間音が飛んでしまうような感じ。発生条件についてはまだ規則性を見出せていないが、どちらの環境でも起きるので原因はiPad miniにあるとみている。頻度としては数日に一度という頻度だろうか。アプリの連続稼働日数とかが関係しているのかも知れない。

再生履歴のリフレッシュか何かのタイミングで発生しているようだ。音が詰まる一瞬、iPad miniの画面がちょっと動く。何がどう動くのかまでは見えてないけれど。何かしら処理が動いて瞬間的にシステムリソースが不足して起きる現象なのではないかと推測。

PCやタブレットは音楽再生専用機ではないからこうしたことはどうしても防げないのだろうと思う。なので本当は純粋な音楽プレーヤー(ストリーマー)が欲しい。コントロールだけはタブレットスマホからできればと。

TidalやQobuzならTEACのNWプレーヤーが対応しているし、最近になってやっとDENON/marantzのHEOSがAmazon musicのプレイリスト連携が可能になった。Apple musicはAPIを公開していないとのことで今のところサードパーティのプレイヤー機器は登場しないように思う。

Airplayもハイレゾに対応させないし、空間オーディオなどに力を入れていてApple2chオーディオ好きを相手にしていないところがある。つい最近までApple musicの開発者はAAC256とロスレスの違いが聴き分けられないと主張して、ロスレスハイレゾの配信は消極的だったし。

Tidalは日本での展開を諦めたという噂があるけれど、Qobuzはつい先日e-onkyoと併用できるアプリを開発中とアナウンスがあったので期待!

Amazon musicに対応した国産アプリTaktinaも登場するので来年はNWプレーヤー導入してApple musicを卒業しちゃうかも。

Apple musicアプリが一番使いやすいのはiPad miniだ。iPhoneでもMacでもない。

 

ラガーの、あの苦味が良いな

暑い季節はビールをよく飲む。

もともと銘柄には強いこだわりはないのであるが、最近では滅多に見かけないノーマルのモルツを見つけたので飲んでみた。いつもはキリンのラガーと、安めの発泡酒の組み合わせが多いかな。うんモルツもうまいな。でもやっぱりラガーの、あの苦味が良いな。

小学生くらいの時に私の父はキリンラガーの瓶ビールをケースで購入して酒屋さんに定期的に配達してもらっていた。ちょっぴり舐めてみると苦くてアルコール臭くて大人は何でこんなものを飲むのかさっぱり分からなかった。

そんな父も今年78歳となり、コロナの影響もあって仕事を廃業。仕事と酒だけの人生だったので、この先はどうなんだろうか。

糖尿病を30年近く患い、食事制限しつつも酒は量を制限しながら飲み続け、とうとう毎日インシュリンを注射するようになった。もちろんそれでも酒はやめない。量はだいぶ少なくなったけれど。コロナに感染したら俺は死ぬって言ってて昔の父からは想像もできないくらい、病気に対して弱気になってしまった。もちろんそれでも酒はやめない。

私は量を控えつつも酒を愉しんで欲しいと思っている。酒が一番の楽しみなのだから。そのために働いて生きてきたのだから。

実家まで車で1時間。電車とバスを乗り継いで行ってもそのくらい。いつもは子供を連れて車で出かけるので実家で飲むことはほとんどないのだが、先月訳あって一人で電車とバスで実家へ出かけた。車を運転しないので父と一緒に酒を飲んだ。大層嬉しそうだった。父が一番の笑顔を見せるのは昔も今もお酒の瞬間なのである。

最近は杖をついて歩くようになり、残された時間が長くないことを予感させる。

また電車で来てちょくちょく飲んでくよ。そう言うと父は嬉しそうに、じゃお前のためにビールを買っておかなきゃと言った。

結婚して子供が生まれてからは週末は私が食事当番。自分で作るつまみのレパートリーも増えたし、作れる食事のメニューも増えた。両親に私の手料理を食べてもらい、酒を飲む機会を作ろうと思った。

私はお酒がそんなに強くない。今の父は酒が弱くなったので私とちょうど良いペースで飲める。次はいつ行こうか、寒くなったらビールではなく私がワインを持って行こうか。父は普段はワインを飲まないが、元々渋い赤ワインが大好き。親孝行を言い訳にモンローズのセカンドとか、イタリアのサッシカイヤとか買っちゃおうかな。

いつものラガーではなく、珍しいノーマルのモルツ

 

ザンパテグリアート

ナポリのドレスシャツに見られるボタンの縫い付け方。

モードの世界は興味がないので分からないが、クラシックな紳士服の領域ではイタリアは特別な地位にある。イタリアの中でも北部のミラノや中部のローマ、南部のナポリとそれぞれ個性があって特にナポリはスーツにしろシャツにしろハンドワークを多用する高級品が多い。

ナポリのシャツではボタンの縫い付け方にザンパテグリアートと呼ばれる方法がある。一点を軸に三方向へ放射状に縫うやり方。この方がボタンの脱着に優れるのか単に見た目の優美さを優先したのかは分からないが、この方式はナポリで確立されたみたいだ。

ナポリの高級ドレスシャツでは立体的な縫製、着心地に影響が大きい肩周りや首周りにハンドワークを多用したり、超高級なレベルになるとボタンホールの仕上げからして手縫いだったりする。襟の仕上げも綺麗なカーブを描くように微妙なカッティングと縫製技術を駆使しているのが分かる。シャツもスーツも進化し過ぎていてマニアックに調べていくと何もここまやる必要はあったのだろうか?なんて思うこともしばしば。まぁそれが面白いんですがね。

最近は出勤制限が解除されてオフィスに出かける機会が徐々に増えてきた。私の職場では別にスーツを着なくても良いのだが、毎日客先にスーツを着て出かけていた時に揃えたドレスクロージングがまだまだ残っていて勿体無いので今でも会社に出勤する時に着用している。

私もかつてはそうだったのだが、スーツスタイルは肩が凝って好きじゃないという人は多いかと。でもちゃんとフィットしたシャツと上着だと腕が動かしやすくて肩が凝らない。こうした事実がもう少し知れ渡るとスーツスタイルを楽しむ人が増えてビジネス街の雰囲気も変わるかもなって思ったり。

ナポリのフィナモレ。糸がほつれてきたので縫い直し。

 

HIITトレーニングもどき

やたらと腹が減る。

何とか短い時間でトレーニング効果を最大限に高める方法はないものかと思い、Webであれこれ調べてみた。どうやらHIITというのが良さそうだ。Hi-intensity Interval Traning。

詳しい説明は検索すると沢山の解説ページがヒットするのでそちらをみてもらいたいのだが、簡単に書いてしまうと短時間の高強度トレーニングと低負荷の回復トレーニングを交互に繰り返すトレーニングのこと。

6月から感じていた心臓の違和感が10月に入ってほとんど自覚出来ないくらいに軽減。力を込めたペダリングを身体が拒否しなくなってきた。

HIIT。それっぽいことを実際にやってみると色々発見がある。ノロノロと強度をあげずに乗っている時と強度を上げた時の身体の変化である。有酸素運動から無酸素運動へ切り替わると、使う筋肉が変わる感じがするし、エネルギー源も切り替わる感じだ。面白いのが高強度から低負荷の回復モードに切り替えた時。心拍が下がってくると同時に次の高強度に備えて筋肉がスタンバイを始めるのが分かる。要は力が漲ってくるのだ。これは有酸素モード、省エネトレーニングモードでは感じられない。

ロードバイクレーニングでのHIITで注意したいのは補給だ。エネルギー源は脂肪代謝よりも糖質代謝メインになるようでやたらと腹が減ってくる。トレーニング前にちゃんとカロリーを摂取しないとハンガーノックっぽい状態になるので要注意。

ダイエット向きのトレーニングではないと言えるのかもしれないけれど、高強度トレーニングをした後は筋肉痛や疲労感が残り、そのリカバリーのために数日間にわたって筋肉が火照るのが分かる。アフターバーンというのがこれかもしれない。血行が良くなって何もしなくてもせっせとカロリーを消費している感じ。ダイエットにも効きそうだし、走力も上がりそうだ。

今度の冬こそはトレーニングを継続したいぞ。距離は減ってもHIITで!

 

みんな大好き、シャキシャキジャガイモ

子供たちもよく食べる。

メークインを短冊状に切って、1.2mmくらいにスライサーでスライス。4分くらい鍋で茹でてザルで湯を切って水で冷やす。塩、ポン酢、胡麻胡麻油で適当に和えただけ。ネギを加えたり、山椒や唐辛子、海藻類やオクラを加えたり、小エビやシラスなんかも。いろいろアレンジできますね。

ジャガイモはメークインじゃないと崩れてしまいやすいかな。男爵芋とかだとスライスする時の厚みや茹で時間を慎重に調整しないとシャキシャキ感がなくなってボロボロ崩れてしまいます。

今年から年金生活に入った両親が家庭菜園で採れた大量のメークインをくれたのでありがたく頂いてます。

ジャガイモは糖質が多く、ダイエットに不向きだと思っていたけれど冷たいジャガイモはレジスタントスターチが多いみたいで腸活向きの食材らしい。レジスタントスターチは小腸で消化吸収されずに大腸まで届くので実質的に低カロリーで腸内フローラの改善にも効果が高いとか。

味を濃いめにすると酒がすすみます