せっかくなのでまずはFeniceのインプレを。
過去のモデルで今は入手できないから参考になるかは分かりませんが。
1)結構軽い
2)予想していたほどゴツゴツしてない
3)よく進む
1)結構軽い
カタログスペックではフレーム重量は1100gを切るくらいだったかと。重めのフルカーボンフレームと同じくらいでしょうか。
フェニーチェの前に乗っていたのがもっと重いフレームだったので、初めてフェニーチェに乗った時は軽いと思いました。前のフレームというのはLemond Versailles(2005年くらいのモデル)。メーカーとしては消滅してしまったグレッグレモンのベルサイユでした。これはスチールとカーボンのハイブリッドフレームでフルスチールよりは軽いけど、アルミやカーボンよりは重いフレーム。軽いと言ってもボトル程度の重さの違いなんて気にしてもしょうがないんじゃないか?って思ってたけど、明確に違いを感じるものですね。
2)予想していたほどゴツゴツしてない
太くて薄いアルミスカンジウムチューブ。アルミフレームは硬いと聞いていて乗る前は覚悟していたけど、実際に乗ってみると結構普通。あれ?全然普通だな、軽くて反応性いいわ。ふんふん。
って思ってしばらく乗ってみるとフレームとしては前三角、後ろ三角はあんまり変形しなくて硬いけど衝撃の角が丸まっているんだということがわかってくる。数ミリの凸凹は衝撃を感じさせないけど路面の大きな凹凸には入力を受け付けない感じですかね。フレームの反応の仕方がリニアでない感じ。
このゴツゴツ感をあまり感じさせないのはスカンジウムの効果なのだろうか?
3)よく進む
これは本当にそう感じますね。踏んだだけ進む。踏み込むと即時反応してグイッと前に出る。軽くなっていることもあって上りは感覚的に楽になった気がしますね。 ただ踏んだ以上に進むという感覚もないです。リズミカルにダンシングしてもウイップしてくれない感じ。
私がアルミフレームに抱いていた「ゴツゴツして硬いけどグイグイ加速する」というところのグイグイ加速するというのはイメージ通りでしたね。踏み込んだパワーをロスした感じなく推進力に変えてくれるというのは気持ちの良いものです。
私のフェニーチェのスペックはこんな感じです。
Fenice Pro Size55 フレームセット
コンポーネント:カンパニョーロアテナ2010年式(ウルトラトルクにウルトラシフト)。
ハンドル:デダのシャロー。
ホイール:シロッコ(2010年式)
ペダル:Look Keo2max。
サドル:フィジークArione。
Fenice購入の経緯はまた別の機会に書きますね。