そこで止まるかよー
先日の事故未遂の件。一般道から多摩サイ上流部へ入るところに当然のようにある車止め。涼しいし良いペースで乗れていたので調子に乗って勢いよく、この車止めをスピーディに抜けようとアプローチ。
ジジババのママチャリが数台、ミニベロが2台くらいが視界に入ったのだが普通にそのまま交差することなく抜けられると判断。ペダルを止めてカンパハブのラチェット音を派手に鳴らして車止めに接近。するとラチェット音で私の自転車に気付いたそのおばちゃん。何とママチャリを車止めの通り抜けるスペースを塞ぐ形で急停止！
何でそんな自爆するような真似を！流石にその動きを予測できなかった。止まらずにそのまま進めば接触するわけないのに車止めのすり抜けスペースを塞ぐ位置で止まるなんて信じられない！進路変更なんて出来ないし交わすスペースもないので急ブレーキでかろうじて接触する手前で停止。ビンディングペダルを外し損なってあわや立ちゴケしそうになっておばちゃんのママチャリに掴まってしまった。
危なかった。
おばちゃんは何事もなかったかのように無言で自転車を漕ぎ始めて去ってゆく。一応、大丈夫ですか？と私が声を掛けるも特に反応なし。
でも考えてみたらびっくりしたら立ち止まるというのは自然な動きですね。振り返ってみると私の暴走自転車っぷりがちょっと恥ずかしい。自転車乗りの敵を増やしてしまったかもしれない。
多摩サイは狭いし、幼児からリハビリ中の高齢者まで雑多な人が楽しむ場なのでロード乗りは謙虚にならないといけませんね。サイクリングロードを追い出されるなんてことは回避せねば。
私はロードでの他者との接触事故というのは未経験だけど、単独の落車転倒は何度かある。その全てはサイクリングロードの上で、急いでいる時だったりちょっと頑張りすぎている時。パワーメーターを使い始めると自然に速く走ろう、いつものコースの時間を縮めてやろうと思ってしまうので要注意。パワーメータの副作用。
