Arancione Fenice’s diary

趣味、いろいろ。日常、いろいろ。

ピアノコンチェルト

やっぱりショパンのピアコン1番はいい。

ドラマ、のだめカンタービレショパンのピアコン1番を知って何てかっこいい曲なのだろうかと驚いた。長い前奏の後にピアノが始まる。

音楽の教育も受けていなければ音楽を聴く習慣のない両親のもとで生まれ育った私は当然クラシックに詳しくない。楽器も弾けない。小学生の時に習ったハーモニカと縦笛くらいだ。カスタネットとかトライアングルはできるな。クラシックマニアとは程遠い。ただ子供の頃から弦楽器のアンサンブルの音が大好きだった。ヴァイオリンソロの音は嫌いだが、弦のアンサンブルは美しい音色だと小学校低学年の頃から感じていた。こんなに美しい音がこの世に存在するのかと、誰にも言わずにただ感じていた。学校の音楽の授業、テレビなんかでなんの曲かはさっぱりわからなかった。曲というよりも弦のアンサンブルの音。叩いたり弾いたりするのではなく擦ることで音を、それも複数の音が重なり合って響く。音の立ち上がりと収束が滑らか。

次に好きなのはピアノの音。

ピアノを弾ける人が羨ましい。両手の指の数だけ同時に音を出せる。一人オーケストラも可能。ドラマのだめカンタービレでベートーベン交響曲7番をピアノで演奏しているのを聴いてびっくりした(リストの編曲によるものらしい)。

そう、この二つの音色を存分に味わえるのがピアノ協奏曲。私が一番好きなジャンル。ピアノとオケがお互いに綺麗な音色を引き出し合う。

https://music.apple.com/jp/album/chopin-piano-concertos-nos-1-2/693439941