Arancione Fenice’s diary

趣味、いろいろ。日常、いろいろ。

アキュフェーズのセパレートとA級プリメイン

差はあるけど、どっちもいい音。

PMC Twenty5.23を購入するときに、事前にショップへ電話して試聴を予約して訪問。何も言わずに試聴をお願いすると、このショップはハイエンド機器を組んでくる。

C-3900とP-7300。これらは私にとっては無縁の存在なので価格はよくわからないけど、2台で300万円ほどだろうか。CDプレーヤーは何だったか覚えてない。

素晴らしい音なのだけど私にとっては将来的にも組み合わせる機会があるとは思えないグレードのアンプでは聴いてても現実感がないので、もう少し控えめのアンプに変えてほしいとお願いして店員さんが繋いでくれたのがE-600の中古在庫品。

ショップのリスニングルームは15畳くらいの広さだったと思う。背面、側面の壁とは1m以上の距離をとって正三角形にポジショニング。

この環境で聴くアキュフェーズのハイエンドセパレートと上級プリメイン。アキュフェーズのヒエラルキーとしては、E-600系、E-800系、C-2100系、C-2400系、C-2800系、C-3900系と幾つものグレード間格差がある。価格から言っても数段の違いがあるはずなのである。

確かに違いはある。あるけど私にとってはどちらも十分良い音。ただ音像、音場の表現に差が感じられたかな。C-3900/P-7300のコンビの方がオーケストラの楽器が並ぶ様をより強くイメージできるような聴こえ方。あとは低音の表現かな。どちらも音に荒さは感じられずに滑らか。解像感もある。オーディオ的性能では全てにわたってセパレートのコンビが上回るように聴こえる。でもオーディオ好きでない限り違いが分からないだろうとも思った。

趣味人というのはちょっとした違いが大きく感じられて、その少しの違いのために大金を投じるもの。