Arancione Fenice’s diary

趣味、いろいろ。日常、いろいろ。

フィナモレ

ナポリのカミチェリア。

これはビームスF別注のシャツ。多分、15年くらい前に買った記憶がある(新宿店のセール)。

薄くて柔らかい接着芯。接着芯はクリーニングに出してるとどんどん縮んで最終的には2センチくらい縮んでしまう。なので自宅で洗濯してアイロン掛けの時にギュッと襟を引っ張ってやらないといけない。

パターンは肩幅が狭く、袖が肩を包むような個性的なパターン。袖は後付けの手縫いっぽい。生地は細い糸で織られた高番手のものではなく、100番手以下じゃないかと思う。織り方は緻密で張りがあって好み。生地がいい感じに馴染んできた頃に襟が擦り切れ始めて寿命を迎えるのが残念。シャツは70回くらい着用したら寿命という話をどこかで聞いたことがあるのだが、実感としてもそんな感じだ。

私は首が細くて腕が長いという特殊体型なので、既製品でサイズが合うのは海外ものの現地サイズ。セールの度に仕事で着れそうなイタシャツをちょくちょく買い集めていたというわけ。

コロナ感染症が流行して在宅勤務が多かったが、先日久しぶりの出勤時にこのシャツを着たのでここに書いてみた。

 

美しい襟だが着用するとこうはいかない。人はトルソーではない。