Arancione Fenice’s diary

趣味、いろいろ。日常、いろいろ。

カンパニョーロ11sチェーンを初めて自分で交換してみた

結構難しかった。

何年か前にカンパ純正のチェーンカッターをヤフオク(中古)で入手していたのだけど、私みたいな年間走行距離が4000kmから6000kmの週末サイクリストの場合はそんなに交換頻度は高くない。

チェーンカッター入手後にコロナが流行ってしまってあまり乗らず、乗り始めたら前のフレームが破損してFeniceProに乗り換え。その時にカンパのアテナはそのまま移植しているが流石にチェーンは交換している。でとうとう8000kmを超えて変速の調子も悪くなってきたし、トレーニング時間を削ってチェーン交換のメンテを決行!

10s時代のロードバイクのメンテ本、webの記事、チェーンカッターのマニュアル(英文)を見ながらやってみた。

どれもこれも、あんまり丁寧な記述になってなくて結構苦戦。あれらは普段自転車のメンテを自分でやっている人向けの記事ばかり見たいで全くのメンテ初心者向けの丁寧さはないですね。あるショップのホームページの記述は間違ってる記事(カンパのチェーンには向きの指定があるのにそれを無視した記事)もあった。

カンパのマニュアルにはチェーンの長さはインナーローにチェーンを配置してリアディレイラーとチェーンの間は8÷15mmにするなんて書いてある。まず最初にそこで躓いた。なんで割り算の記号が出てくるの?これ、8mmから15mmという意味らしい。÷ってイタリアではそういう使い方するの?よくわからん。

カンパのマニュアルには図はいくつも掲載されているのだが、フレームとチェーンの位置関係が描かれてない。webで調べてみると正解はフレーム側からチェーンのピンを押し出す向きにツールを使うのが正解だそうで。

そして実際にチェーンを切ろうとするとフレームやホイールが邪魔でツールをセットできない。しょうがないのでリアのG3スポークの間にツールを配置してチェーンのカットを試みるのだがチェーンが進行方向へ動いてしまいG3スポークがツールに干渉し始める。とはいえどうにもならないのでそのままピンを押し出そうとレバーを回してくと想像以上に硬い。エイヤッと力を入れてやっとピンを抜くことができた。フレームやホイールに何度かツールをぶつけてしまったけど大丈夫だっただろうか?

次は新しいチェーンのインストールだ。チェーンの長さを決めた。ただどう考えてもフレームとホイールが邪魔でツールを使うスペースがない。どうしたもんか。Webで色々調べたがそのことに言及したページは見当たらない。困った。フロントインナーではなくアウターにチェーンを掛ければBBのやや後方でホイールとの間にツールをセットできそうだ。

リアディレイラーの張力でチェーンが前後に引っ張られるのを手で引っ張ってチェーンカッターにセットしようとしたがリア側はチェーンカッターに引っ掛けて固定できるのだが、フロント側のチェーンは固定できない。手で押さえながら両方の穴を重ねてピンを差し込もうとしてもなかなか穴が合わない。あれこれ考えてツールをセットせずに前後のチェーンを合わせてピンを差し込むと力を入れなくても途中まではスルッとピンが刺さり、チェーンが半固定されたのでその状態でツールにセット。

レバーを回しながらピンを差し込んでいくがどこまで差し込むのか、どのくらい硬くなったら回すのをやめれば良いのか分からない。この辺でいいだろうというところで止めて飛び出したピンの先端をプライヤーで折ってツールを前後逆にしてカシメようとしたら押し出されたピンを受け止める部分のレバーがセットできない。ピンをさした時の押し出し方が足りなくて飛び出ていてそこが引っかかっているらしい。もう一度ツールを逆に戻してさらに力を加えてピンを押し出す。ここの力加減はほんと分からない。これを3回くらい繰り返してやっとピン受けのレバーをセットするのに成功し、かしめることが出来た。かしめた部分を手で動かしてみると特に抵抗なくチェーンが曲がる。どうやらうまく行ったようだ。

早速、1時間のテストライド。新品チェーンは気持ちいい。ペダリングの感触がスムーズになった。これで本当にトラブルなくこの先も安心して乗れるかは、今ひとつ不安。これでうまく行ったらコツも分かったし今後は自分で交換するつもり。

でもこんな作業、ショップなら大して時間もかからず、工賃だって安いはずだからショップに任せるべきなんだろうと思った次第。遠出してライド中にチェーンが切れたらもうロードサービスを呼ぶしかない。限られた時間をやりくりしてライド時間を捻出している立場からすると躊躇してしまう。やっぱりプロに任せるのが良いのかも。カンパの場合、純正ツールも高いし。

それかシマノチェーンかサードパーティのチェーンとチェーンカッターを使って携行するか。

見た目的にもそそるものがある。さすがのイタリアセンス。