Arancione Fenice’s diary

趣味、いろいろ。日常、いろいろ。

Make up in the morning

どこかで聴いたことがある。何度も何度も聴いたことがある。

私は楽器の奏でる音が好き。インストバンドが好き。ボーカルは嫌いではないが私にとっては楽器にすぎないと言ったら言い過ぎか。ボーカルを聴いても脳の言語野が処理してくれないのでサウンドとして聴いてしまい、言語として意味を解釈してくれないのだ。何度もボーカル曲を聴いて暗記して歌を誦じても、言語として意味を理解していないことが大半だ。なので偶然に言語野が意味を解釈してしまうと、びっくりすることがある。この歌、こんな意味だったの?そしてちょっと違うよなぁと思ってしまうのだ。曲は良いのに何でこんな歌詞が乗ってるのか!

私は遅筆だ。こうしてブログを書くのも時間がかかる。なんとなく感じるのは言語で思考してないということ。だから言語に翻訳してやらないと文章が書けない。そしてこの翻訳が一発で決まらない。

会話もそうだ。いちいち翻訳してやらないと会話ができない。そしてその翻訳が一発で決まらない。丁寧に翻訳してやらないと意思疎通に齟齬が生じて人間関係に失敗したりする。

疲れたり思考に没頭すると言語野が活動を停止してしまう。すると無口になって周りからは不機嫌に見えるそうだ。人といるとその誤解を解かねばならない義務感を感じてしまう。そうした義務感から解放されたくて一人になりたくなる。他人への気遣い不要。想像力が解放され、音楽が心に沁み入り、勇気を与えてくれ、時に癒してくれる。

Apple musicでリコメンドされた曲。すぐにプレイリストに入れた。Youtubeには公式サイトのようなものはなかったのでApple musicのリンクを貼付。