Arancione Fenice’s diary

趣味、いろいろ。日常、いろいろ。

建築模型展

多分、私には空想癖がある。

9月に天王洲のWHAT MUSEUMへ出かけた。目的は建築模型展。同時に模型倉庫の見学もやっていたのだが、あいにく予約が取れずに建築模型展のみ。

行ってみると数は少ないが建築家がプランを練るときに作る模型を展示していて見入ってしまった。公共施設なんかの模型があったけれど一番印象に残ってるのは雑居ビルの模型。駐車場、店舗、住宅部分からなる雑居ビルで規模は小さめのビル。実際に建てられた実物が存在していると説明書があった。フロア構成、エレベータや階段や廊下なんかの人の導線なんかも工夫が凝らされ、最上階の住居部分も工夫を凝らされた間取り。ここに車を止めてオフィスに移動したり、店舗へ荷物を運び込んだり。ここで料理して、食事して、コーヒーを飲みながら音楽を聴いて、バルコニーで日光浴してなんて利用シーンがイメージとして湧いてくる。こうしてつい空想に耽ってしまうのである。若い頃は想像力が暴走して眠れなくなってしまい、朝まで空想し続けてしまったことも。

これらの展示を見ても息子は特に反応なし。娘はジオラマチックな模型に少し関心を示した程度だったかな。妻の祖父は住宅の設計士だったと聞いている。私は子供の頃はプラモデルが好きだったし、大人になってからは海外旅行に出掛けては建築物、街並みなんか見て回った。けれど子供たちには取り立てて刺激になったわけではなさそう。ちょっと残念。

この手の展示では今は改装中であるが、江戸東京博物館が面白かった。江戸の街を再現したジオラマは圧巻。改装前に家族で出かけたのだけど、行ってよかった。

もちろんそれとは次元の違う小規模の展示ではあったけれどこうした模型をじっくり見る機会はなかなかないから似たような企画があればまた来たい。

今は「さわれる建築模型展」をやってるみたい。明後日までだけど。

小人さんがいい味出してる

場所はココ。