Arancione Fenice’s diary

趣味、いろいろ。日常、いろいろ。

革靴のレザーソールにゴムを貼ってもらった

レザーソールの革靴ってスニーカーより蒸れない。

信じてもらえないかもしれないけど、これほんと。だからスポーツでもしない限りスニーカーより快適。天然皮革って通気性、透湿性があって足の汗を吸い取って外気に放出してる。アッパーの皮からはもちろん、レザーソールだと靴底からも汗を飛ばしてくれる。仕事で一日中履いてても蒸れて不快で靴を脱ぎたくなるような事にはならない。一方、ゴムや普通の合成皮革は蒸れる。

ただレザーソールの革靴は高い。最も安いものでも3万以上するのではないだろうか。足に合ってないとかサイズ選択に失敗すると足が痛くなってしまうし、店頭での試着では長時間履いた時に痛くなるかどうかは分からないので選ぶのは簡単ではない。私の足は9Bという特殊なサイズでマッチする靴に巡り合うまでは試行錯誤があった。それは今後少しずつブログに掲載するつもり。誰かの参考になればと。

私はレザーソールの革靴を何足か愛用していて、踵が減ってしまったタイミングで踵の交換とレザーソールの前半部分にゴムを貼ってもらうことが多い。レザーソールの欠点は雨に弱い事。小石が大量にめり込んで水が染みてくる。レザーソールが急速にすり減ってしまう。こうして底にゴムを貼ると普通の雨なら凌げるようになる。それでもゴムの使用は一部にとどまり、天然皮革の部分が多く残るので足の汗もある程度吸ってくれ、蒸れない快適さもある程度維持される。一日履いたらシューツリーを入れて二日は履かずに休ませて染み込んだ汗を抜いてやる必要があるが。

ゴムの部分や踵が減ってきたら交換。修理も簡単で日数もかからない。こうすることでオールソール交換のような高価で靴に負担のかかる修理をしなくて済む。

あ、ここでの話はグッドイヤーウェルト製法(オールソールの交換ができる構造)で作られた革靴が前提なので他の製法についてはちょっと分かりません。

9Bという特殊なサイズを既製品で揃えてくれる米国アレンエドモンズ社