Arancione Fenice’s diary

趣味、いろいろ。日常、いろいろ。

シャトーカントメルルのセカンド

LES ALLEES DE CANTEMERLE 2016

ボルドーメドック第五級に格付けされるシャトーカントメルルのセカンドライン。通販で2500円くらいだったような。夏はビールばかりで、ワインは料理に使うタイミングでコンビニで時々買う程度。

涼しい季節になってくると我が家ではアヒージョをよく作る。魚介のアヒージョは娘が好きなので。オーブンでの加熱料理は夏はちょっとやる気が起きないので我が家では涼しい季節の料理。アヒージョはオリーブオイルを多く使う。また我が家の定番惣菜であるマリネもオリーブオイルをよく使う。そろそろストックがなくなってきたのでオリーブオイルを通販で買うついでにワインを購入。6本とかまとめ買いすると送料無料になるので。ワイン屋さんというのは良質なオリーブオイルをよく売っているので、もっぱらワインと一緒に買う事にしている。

1リットルのオリーブオイル3本と一緒に買った赤ワイン3本のうちの一本に選んだのがこれ。前にスーパーの安売りでトップグレードのシャトーカントメルルを飲んだことがあってそのセカンドグレードはどんな味なのか興味があった。そのシャトーカントメルルは普通のボルドーの美味しいワインというくらいであまり印象に残ってなかったけれど。

んー、これは気に入りました。リピートしたい。

私の好みはガツっと濃い路線からマイルド路線に変わってきており、今の私にとってはドンピシャの味わい。酸味も渋みもマイルド。余韻が長いかというとそんなこともない。味に突出したところがなくてバランスが良く、円満な味。ブドウの果実味が心地よい。飲んで美味しいという感触がちゃんとある。

我が家の家庭料理というのはそんなに脂っこいものは多くないし、凝った味付けでもない。どちらかというとあっさりしたものが多い。平日の晩酌なんてナッツとチーズとサラダだけ、とか。サバの塩焼きと浅漬けとか。子供達の食べ残しグラタンや餃子なんかをつまみにすることも多い。ガツっと濃い赤だと味が強すぎて料理の味を消し飛ばしてしまうのであっさり気味だけれど味わい豊かで美味しいワインというのを探していた。これはその答えの一つみたいだ。

 

重すぎないので簡素な料理に合わせやすい