Arancione Fenice’s diary

趣味、いろいろ。日常、いろいろ。

エチオピア

珈琲である。

控えめな酸味に程よい苦味。コクと豆の旨味にその余韻。という感じではない。酸味があって苦味は極めて少なく、コクはあまり感じないが旨味を感じる。余韻もまあまあ。んでスッキリしてる。私にはコーヒーは苦いものという先入観があるのでこれはどうもコーヒーと感じにくい。誤解を恐れずに言えばお茶に近い感じだ。砂糖やミルクを入れてしまうとこのテイストを台無しにしてしまうだろう。うん、こういうコーヒーもあるのだなと私にとっての発見だった。好みのタイプとは言えないが、うまいことは美味い。

コーヒーはアルコールではないが、ワインっぽい進化をしているようだ。

産地と作り手、豆の種類、葡萄の種類、焙煎方法、醸造方法。

深くローストしてしまうと豆の個性が弱くなってしまうので、よりコーヒーの個性を出すために浅く煎ったタイプが増えているようだ。このエチオピアも深く煎ってしまうとこの味わいが消えてしまうだろう。コーヒーの味は私が想像していたよりも多様なのかもしれない。私はその世界の入り口に立ったのだろうか。

最近は二杯分をハンドドリップすることが多い。一杯だけだと味が薄い。

 

ロードバイク用ヘルメットを買い替えた

ものは寿命を全うするまで使いたい。

私は貧乏性なので勿体無いことはしたくない。物や道具は使える限り使い切りたいし、食べ物も捨てることなく食べ切りたいという欲求が強い。

12年くらい使っただろうか。ロードバイク用としては二つ目のヘルメットが壊れた。

自転車用のヘルメットには頭にフィットさせるためのベルトが内部にあって、そこを緩めたり縮めたりしてサイズを微調整できるようになっている。そのベルトは樹脂製なのだが経年劣化で切れてしまったのだ。このベルト、ヘルメット本体とは接着剤で固定されているようだが、そこはしっかり固定されたままでベルトそのものがちぎれてしまった。なるほど、ロードバイク用ヘルメットはこうして寿命を迎えるのか。顎に引っ掛けるナイロンベルトは超絶耐久性が高そうでおよそ切れることなんて想像もできないが、この樹脂のベルトは確かに時間が経過すると脆くなっていく感じではある。

私の一つ目のヘルメットとは違って平和に寿命を迎えたようだ。

シックな色が好きだが安全上視認性の良さも必要と思い色はパールホワイトにした。

一つ目のヘルメットは12年くらい前に鉄柱にぶつけてしまい大破したのだ。

ヘルメットのおかげで命拾いしたと言えるかもしれない。多摩サイ上流部というのは路面が狭い上に荒れていて凸凹。何かしらの事情で部分的に舗装したところも乱暴に段差が残った仕上がりだ。ロードバイクは段差に弱い。これには二つの意味がある思っている。一つは文字通り段差に乗り上げる時に抜重しないとリム打ちパンクしちゃうというもの。もう一つは段差にはなるべく角度をつけて、できれば段差に対して直角に近い角度で侵入しないと乗り上げるのに失敗してバランスを崩して落車してしまうというもの。

多摩サイでノロノロ走行しているママチャリにイライラ。対向側にジョガーや自転車がいない隙を見計らってダンシングで追い越しをかけて左側に戻るタイミングだったと思う。舗装面を左右に分けるような小さな段差のところで乗り上げるのに失敗。バランスを崩して派手に落車してしまった。ロードバイクはサイクリングロード脇の土手下に吹き飛び、私はサイクリングロード脇の鉄柱に頭を強打。ヘルメットをしていたので大して痛くはないのだが、激しくぶつけてしまったのでヘルメットは割れてしまった。あの勢いだとヘルメットをしていなかったら重傷だったかも。

ロードバイクは一人でできるスポーツとして非常に魅力的なのだが、如何せん安全とは言い難い。何度か怖い目に遭っているので簡単に人に勧める気にはなれない。

ヘルメットはちゃんと頭部に固定できないと振動で装着位置がズレて視界を遮るような事もありうるので壊れたら安全のためにすぐに買い替えましょう。

 

多分、買ったのはコレ。

amzn.to

邦楽と洋楽の音作りの違いをオーディオで確かめる

洋楽の方が音が良く聴こえてしまう。

オーディオセットをお持ちの方はこの二曲をぜひ聴いてみてもらいたいです。リンクはApple musicですけど、Amazon musicでもSpotifyでもいいのでこの二曲を比較してみてほしい。どちらも古い曲ですが。

まずはHuey Lewis & the Newsの「Back in time」。

先月か先々月にTVでBack to the Futureを放映していたのをきっかけにApple musicで聴いてみたら凄く良かった。あれ、こんなにいい曲だったっけ?って思いました。ボーカルと伴奏、両方とも良くてホーンセクションに痺れた。

次にこちらを。エレファントカシマシの「今宵の月のように」。

エレカシの歌は何というかサラリーマンがカラオケボックスで吠えて歌っているというイメージがあるんですが、それは偏見ですかね。

で、いかがでした?

音の違いを感じましたか?ドラム、ベース、ギター、ヴォーカル、キーボードやホーンセクションの音色に違いはありましたか?

Apple Musicでは楽曲のフォーマットはどちらもCDと同じロスレス、44.1khz/16bit。

ヒューイルイス(洋楽)の方が臨場感があって音の鮮度が良く、楽器の音色がイキイキと感じられませんでしたか?ドラムだけ、ギターだけとか一つの音に集中して比較すると分かりやすいかもしれません。

エレカシ(邦楽)のはボーカル、ドラム、ギターの音のディテイルが削られてリアル感を失った篭った音に聴こえませんでした?ヴォーカルは声音の違いなのかもしれないですけど。もっと音をはっきりと聴きたいとボリュームを上げていっても声音や楽器の音色の明瞭さが出てくるわけではなく、ただ煩くなるだけ。

個々の違いはあるので一般化はできないと思うんですが、邦楽と洋楽の音では概ねこのような傾向を感じるんです。ちゃんとしたオーディオを揃えて良い音を楽しもうとすると邦楽が物足りなくなっちゃうんです。これはハイレゾロスレス、ロッシーとかそうした話とは次元の違う話です。楽曲フォーマット云々よりもミキシング、マスタリングの出来の方がはるかに聴こえ方への影響が大きいんだと思います。

女性ボーカルなら、レディガガの「Born this way」とAdoの「うっせいわ」を比較してみてほしい。どちらも声量豊かな歌い方ですが、前者が鮮烈な音なのに対し、後者は篭って聴こえる。世界的な大御所と極東の若手シンガーなので製作費が違いすぎるのは確かでしょうけど、それだけではない音作りの考え方の違いを感じてしまいます。

で、結局何が言いたいのかというと邦楽をもっと良い音で聴きたいということ。好きな曲がいっぱいあるんだから!

雑誌SWITCHのオーディオ特集。村上春樹さんのインタビューが面白かったです。

 

Touch IDをアクティベートできません

iPad miniのTouchセンサーがあるのは本体側面。

携帯会社の割引クーポンがあったのでiPad miniを買ったのは今年の3月だったかな。Apple musicの操作と車載ナビの代替、電車での移動時の書籍やWebブラウジングに使えればと思って買ってみた。

アップル製品の使用歴は30年。漢字Talk7からのユーザーである。一度もApple Careに加入したことはなく、それで困ったことはなかったので今回も加入せず。

私はiPhoneもそうなのだが、デザイナーが渾身の力を込めてデザインしたものをカバーで隠すのは無粋だと考えてカバー類を使わないのがポリシー。運搬も使う時も剥き出しで本体の質感を楽しんでいる。どうしても小傷が着くのだがそこは気にしない。

仕事は在宅勤務が多く、iPad miniを持ち出す機会はこれまで10回もないのだがなんとTouch IDのセンサーが破損してしまった。Apple Storeに持ち込んで相談したら限定修理扱いで本体交換、費用50000円以上。ヤメヤメ。Touch IDが使えなくてもほとんど困らない。

それにしても派手に床に落とした記憶はないし、畳の上では何度か落としたことがある程度でしかないのだから何で壊れたのか疑問が拭えない。センサー部分をよく見ると小さな細かい亀裂が入っているのが分かった。バッグの中に雑然と放り込んだことは数度あるけれど、その時に鋭利なもので局所的に圧力がかかって破損したのだろうか。その程度で壊れるなら数多くの破損事例が起きているはず。

誰かの参考になればと思い、記事掲載。

これって欠陥だと思ふ



サイクルコンピュータGarmin Edge 810Jがもうすぐ寿命らしい

使用期間6年。距離3万キロ。

電源ボタンがおかしくなってきた。電源オンオフの操作は本体側面の電源ボタンを親指の爪で押し込むような操作で使ってきたのだけど、先週ごろから普段よりも深く押し込まないと反応しなくなり、また押し込んでも反応しなかったりという症状が出てきた。

7月にiPhone8からiPhone13miniに機種変更。それ以降iPhoneとのBluetooth接続が不安定になってデータ転送に失敗したりペアリングしなかったりということがあったのだが不調といえばそのくらい。去年からパワーメーターを使い始めたが、Assiomaとの接続は安定していて接続が切れてデータが欠損するなどの不具合は起きていない。

そろそろ買い替えか。

ナビゲーション機能を使うことはなさそう。あらかじめルートを決めて右行け左行けなんて指示されたくない。おおよそのルートを事前に決めて出発しても今日は調子が良いし時間にも余裕があるから遠回りしようとか、そうしたアドリブ感が好き。ただし地方遠征した時なんかは地図があると便利なのは確か。スマホをいちいち操作するのは面倒だ。

最近また増えてきたのがスマホをサイコンとして使っている人。ハンドル付近にマウントしてるのをよく見かける。実は私もGarminを買う前にやってみたことがある。Garminは高い。電話としては使っていない古いiPhoneをサイコンとして流用できれば節約できる。んで試してみた。

  • 激しく発熱するので熱暴走&フリーズしてしまう。
  • 日中の時間帯では画面が暗くて見にくい。
  • バッテリーの持ちが悪くロングライドは無理。
  • 振動でホルダーが破損してiPhoneが吹き飛んでしまう。

特に最後のiPhone吹き飛ばし事件は2回経験していて2回目はそのままiPhoneが行方不明になってしまった。

EDGE 810Jは高かったが、快適な使用感で満足。買い替えならEDGE 530だろうか。

などと考えつつも心臓の違和感が完全には無くなっていないのが気掛かり。もう3ヶ月目だ。

側面の電源ボタンが窪み始めた。

 

かつて銀座にあったレストランICONIC

アイコニック。

経営は「ひらまつ」。私たち夫婦が結婚披露宴を催したレストラン。コンランショップと提携したコンランレストランとしてオープン。当時はヨーロピアキュイジーヌと称してフレンチベースの料理を提供していた。ミシュランガイドが発行されたときには一つ星がついていた。

結婚後、記念日の度にこのレストランで食事ができたらいいなと思ってた(婚礼者割引が効くし)。子供が生まれる前は一年に一回くらい、お得なランチ目当てに出かけてたような気がする。子供が生まれたらもうそんな余裕なし。子育てで時間もないし、貯金はすごいスピードで減っていく日々。

www.hiramatsurestaurant.jp

でいよいよ結婚十周年の時。二人の子供も小学生になった。保育料も掛からなくなった。妻も私も久しぶりにちゃんとしたレストランで食事がしたかった。ということで予約。落ち着きのない子供を連れていくので個室である。

ボーヌロマネを開けた。ちょっとキザな感じだがビンテージは子供の生まれた年。私にしては大変な贅沢。このクラスのワインをレストランで注文したのはこの時が最初で最後。料理は結婚当時と違い、イタリアンに変わっていた。もちろん味は抜群。このレベルの料理を頂く機会が少ない私にとっては十分すぎる味。

ちょっとお洒落した子供たちも普段と違う環境に落ち着きなく動き回り、銀座の夜景なんかにも見入っていた。

通された個室の状況は調度品はよく手入れされて結婚当時からあまり変わらず、当時の雰囲気が残っていた。コンランのセンスなので空間の雰囲気はモダン。コテコテのクラシックなイメージのひらまつとは違っていて好ましい。食後のデザートとコーヒーを頂き、退店前にかつての披露宴会場であるメインダイニングを見せてもらった。控えめな照明の具合、テーブル間の距離もよい。客が立ち去った後にテーブルに残った蝋燭の燈。モダンな空間。このダイニングは素晴らしいと改めて思った。

節目節目のタイミングで妻の両親や私の両親を連れてきてもいいかな。なんて妻と話していたら次の年には閉店してしまっていた。ただ「ひらまつ」という会社は残っている。また何かの機会に「ひらまつ」のレストランへ出かけたい。

たった一度だけだったけど、子供たちと一緒にここで食事ができた事を嬉しく思う。二人は今でもこの時のことを何となく覚えているそうだ。

子供用のメニュー。これはこれですごく美味しかった。

 

おいしい珈琲が飲みたい

好みの味のが見つからない。

コロナが流行って在宅勤務が当たり前になると自宅でコーヒーを飲む機会が増えた。元々コーヒーが大好きというわけではなく、街中で一休みする時や食後に嗜む単なる習慣と言って良いかと思う。

時々これは美味い、好みだと思うことはあっても何というショップの何のコーヒーなのかが記憶されることはなく、ただ薄らぼんやりとした舌の印象が残るだけ。

でも自分でコーヒーを淹れるようになると段々と美味しいコーヒーが飲みたいという欲求が出てきた。通販で色々な豆を買ってコーヒーメーカーで淹れるのだが、どうしても記憶の中にある美味しいコーヒーの味が再現されない。最近はコーヒーメーカーを使わずにペーパーフィルターを使ってハンドドリップするようになった。豆もいろんな種類があり、焙煎方法も、挽き方もいろいろある。入れ方も色々で今はハンドドリップ用のケトルを使い、温度にも気を配って試行錯誤中だ。酸味が少なめで程よい苦味と豆のコク、旨味とその余韻。特にコク、旨味、余韻がどうしても足りない。

記憶の中のあの味ってどんな味だったのだろうか?

このコーヒーは美味いと思った瞬間の記憶を辿ってみた。思い出されたのはちゃんとしたレストランで飲んだコーヒー。ちゃんとした、とは席を予約する必要があってコース料理が中心でワインリストが食事のメニューとは別に用意されるようなレストランのことだ。結婚して子供が生まれると中々出かける機会のない類のレストラン。中でも思い出されるのは結婚披露宴を催した銀座のレストラン。披露宴のための打ち合わせに何度か訪れ、その度にコーヒーをご馳走になるのだが、飲む度に美味しいと感心していたのを思い出した。酸味が少なめで程よい苦味とコク、旨味と余韻。というやつだ。

そういえば何年か前に結婚十周年の記念ディナーをこのレストランで楽しんだっけ。もうそのレストランは閉店して今はなくなってしまった。

溜まったポイントを利用してACTUSで買ったスタックできるマグカップ。色合いがお気に入り。