Arancione Fenice’s diary

趣味、いろいろ。日常、いろいろ。

フェニーチェの走行距離は15000キロくらい。

ブログのタイトルにもなっている我がFenice。今年の7月で4年経過する事になる。

全力トレーニングできる季節到来

私の使い方にとってはやっぱり硬い。

古いアルミフレームのようなガチガチの硬さというわけではなくて、スカンジウムのおかげなのか衝撃の角を取る感触はあるのだけれど、フレームの前三角、後ろ三角は変形しないという感じの硬さ。ペダルを踏んでてパワーロスのなく進む感じは気持ち良いのだけれど、路面が荒れているところは上下に揺すられて時に跳ねてしまい、乗ってて気持ち良くない。

私の場合は短距離ライドはサイクリングロード主体の走行。週末の70キロくらいの中距離ライドではその半分くらいがサイクリングロード。サイクリングロードというのは舗装路ではあっても一般的な車道よりも品質が悪く、結構デコボコ。徒歩では気にならなくても自転車で走行すると強い路面のうねりを感じる。

以前の愛車、レモンのベルサイユはスチールとカーボンのハイブリッドフレームで、ちょっと重さはあるのだけれどしなやかでシルキーな乗り味が特徴。荒れたサイクリングロードを走ってもここまで上下に激しく揺すられることなく走行できた。

一方、スムーズに舗装された車道ではこのフェニーチェはとても気持ちよく乗れる。ラテックスチューブやチューブレスタイヤを導入して空気圧を低くするとサイクリングロードでも、もっと快適になるのだろうか?

コンビニで買ったワイン

660円也。

近所のコンビニで売ってる

南米のチリワイン。ワインの伝統国であるヨーロッパに対して南北アメリカオセアニアはニューワールドと呼ばれている。コスパ最強のワイン群。

これらニューワールドのワインには一つ特徴があって、それは単一の葡萄品種から作られるワインがとても多い事。それもフランス系の葡萄。赤ならカベルネ・ソーヴィニヨンメルロー、シラー、ピノノワールとか。白だとシャルドネばかり。

そんな中、このワインはボルドーにありがちなカベルネ・ソーヴィニヨンメルローブレンドもの。最近、このワインを飲む機会が増えた。これまでずっとカベルネ・ソーヴィニヨン100%の安価な南米ワインばかり飲んできてちょっと飽きてしまったというのもあるかも。

デイリーワインとして気兼ねなく飲める価格帯。味はもちろん高価格帯のワインには負けてしまうけれど、まずい訳じゃないし十分ワインとして楽しめる。日常的な家庭料理との相性も悪くない。薄味の和食に合わせるにはちょっと酸味と渋みが強いかもしれないけれどね。

Garminの新しい心拍センサー

正常に機能してくれるだろうか。

過不足ない梱包で発信器とベルトが送られてきた。

Garminのサイトから修理を申し込んだらサポートからすぐに返信が届いた。購入後一年以内であれば無償交換してくれるとのこと。領収書をpdfファイルでメールに添付して送ったら交換品を送ってくれた。サポートの対応は早くて素晴らしい。あとは交換品が正常に機能するかどうかだ。

私の身体との相性の問題で心拍信号を感知しにくいとかだったらどうしようか?

腕に巻く光学センサータイプが良いのだろうか?

キャットアイとかのサードパーティ製が良いのだろうか?

今一つ、不安感が拭えない。

恐る恐る使ってみたところ、Edge540とはあっさりペアリング成功。心拍数も正常値。ひとまず解決。やはり私の心拍センサーは壊れていたのだろう。

ここのところ花粉が酷いし冬のような寒さで自転車トレーニングはなかなか気が進まず。4月に入ると花粉も減り、気温も上がってくるので本格的なトレーニングを再開できるはず。心拍センサー問題が解決してまずは良かった。

パフォーマンスはパワーメーターで計測できるけれど身体への負荷状況は心拍数を指標に判断するのが良さげ。追い込みすぎると疲労で日常生活に支障が出てしまう。

心拍センサーは壊れてるのか

ガーミンの心拍センサーHRM-DUAL。どうにもEDGE 540とペアリングできない。

先週末のトレーニング時もペアリング失敗

あれこれ試してみたけれどダメだ。稀にペアリングに成功する時もあるけれど、心拍データはデタラメ。

1月には二時間ライドの終了時になってそれまで無反応だったのに急にペアリング成功しちゃったことがあった。汗だくになると伝導性が良くなってセンサーの動きが良くなるのかと思い、ライド前にジャブジャブにセンサーベルトを濡らすようにしてみた。寒いけど。そしたら以後2回連続でペアリングに成功。んでも3回目以降はまるでダメ。

EDGE 540から心拍センサーを削除してペアリングを試みるも見つけられず。もう諦めてガーミンのサイトから修理を申し込んでみた。yahooのガーミン公式ショップで昨年購入してまだ一年以内。交換になるのかな?とりあえず返信を待つ。

花粉症の季節が終われば本格的自転車シーズン到来だ。

サブスクで発見「Someday, someplace」

ELTっす。ELTは割と好きでCDは2枚くらい所有している。

記憶に埋もれていた曲を思い出させてくれるサブスク最高

この曲は所有しているCDには収録されていなくってApple Musicで流れてきて思い出した曲。

この曲に限らず80年代後半から90年代の音が好き。曲の感じもそうだし、音作りというか音の編成がシンプルというか音と音の間に隙間があって楽器の音が聴きやすい。ドラム、ベース、ギター、シンセにボーカル。時々バックコーラス。

最近の邦楽はキーボードシンセの音がてんこ盛りに詰め込まれて音が窮屈。ドラム、ベースが埋もれがち。隙間がなくて音色が犠牲になっている。

小学校の卒業式で着たブレザーの思い出

我が子の話ではなくて私自身の話。昭和50年代後半。

20代の時に着ていた別のブレザーのボタン

二つ上の兄が卒業式で着たブレザーは知人に貸してアクシデント。染みをつけてしまったのか、着られない状態という事で私が着るブレザーを買う事になった。卒業という節目。親として気合いを入れて兄には伊勢丹で買ったので私にもそのつもりでいてくれて、新宿の伊勢丹へ母と出かけた。

三万円台のブレザーを買うつもりだったみたいだが、あいにく私に合うサイズは欠品。更に高価な四万円台のブレザーならサイズはあったけれど、裕福ではない我が家の家計へのダメージは深刻だったのだろう。購入は保留になった。我が家は普段百貨店で買い物をするような生活水準ではなかった。

帰りに新宿地下の商店街を歩いた。紳士服屋さんが地下通路に面したところにあって¥19,800の値札が付いたブレザーが店頭にだされてあった。実は伊勢丹へ向かう途中に私は気付いていて、帰り道でまた遭遇。

母さん、これで良いのでは?

母は特別な機会なので私の為に伊勢丹で買ってあげたかったようだ。だけれどウチの家計に余裕がない事を知っている私だ。七五三の時だって金のかかる和装じゃなくていいよって言い張った私だ(七五三当日は和装を羨ましく感じてしまったが)。私に押し切られて結局そこでブレザーを買うことになった。

母にとって百貨店で買い物をするのは特別な事。そんな特別な機会を失った反面、想定よりも安く済んだ事にホッとしているようでもあった。お直しをするのでその場で持って帰る事が出来ない事に小学生の私は不思議に思った。店の名前はローマ字が読めるようになってから裏地に縫い付けてあったタグを見てMITSUMINEと知った。

支払いを済ませて伝票を受け取り家路へ。地下街のラーメン屋で味噌ラーメンを食べて帰った。そのラーメン屋さんにはラーメンの種類がいっぱいあったのだけれど、何だかよく分からなくって普通の味噌ラーメンを注文したのを覚えている。

先日見つけたMITSUMINEのネクタイ。息子が卒業式で着たスーツ。明るい日差しに合わないようなひんやりとした空気。会う度に老いていく母の姿が私にこのブレザーの記憶を呼び起こした。