Arancione Fenice’s diary

趣味、いろいろ。日常、いろいろ。

宮崎製作所の十得鍋

十年以上、愛用している。

3つの鍋のセット

デザインは正直言って垢抜けない。ヨーロッパの一流どころと比較すると野暮ったい。というかヨーロッパメーカーのカッコ良さはもう意味不明だ。イタリアのラゴスティーナ、フランスのクリステル、ドイツのWMF。ほんとカッコいい。特にクリステルは十得鍋に似たスタックできる構造と薄型で嵩張らない蓋が良さそうでほしいと思ったけど、ステンレス多層構造は底面だけだったので十得鍋の方が側面までしっかり熱が回るはず。取っ手を含めた段差のない構造は洗いやすく実用的に見える。全面多層なのは米国のビタクラフトくらいでヨーロッパメーカーは底面だけのものが多いようだ。IHコンロは火力は強くても底面の一部を局所的に加熱するので鍋の熱回りは重要なのだ。十得鍋はこれらの欧米ブランドものより安価である。でも安物ではない。口コミも良いし、再研磨などのアフターケアも万全。

実際に買ってみて使ってみたら使い勝手は最高。蓋との密閉性が良くて無水調理もできる。スタックできるので収納も嵩張らない。焦げ付いても表面がツルツルしていて磨けばピカピカに戻る。鍋類は安価な製品も沢山あるけど、毎日の料理に使うものなのでストレスなく快適に使えるものを選ぶのは大事だと思う。鍋の寿命は長い。

20年前にTomorrowlandでスミズーラしたスーツ

当時の既製品のスーツではここのスーツが最もアームホールが細かった。

今まで着たスーツの中で最も気に入ったものがこれ。

スーツのアームホールは細い方が好きだ。スーツに興味のある人は気づいていると思うが、アームホールは細い方が腕の可動範囲が広くなり、その方が着ていて疲れないのだ。スーツに興味のない人はアームホールが細いスーツをキツイと感じて買わないらしい。なので特にスーツが好きというわけではない一般人向けの量販店スーツは皆アームホールが大きめ。

Tomorrowlandのスーツというとテロンテロンの柔らかい生地で光沢があって今も昔もラグジャリーな印象。言い方を変えると異性の目線を重視したモテ服という感じでホストに人気がありそうって個人的に思っている。当時、仕事がハードな上に客先の現場では毎日スーツを着ないといけないという状況。そこで最も疲れないスーツという事でアームホールの細いtomorrowlandのスーツを好んで買っていた。机の前に座って両手を前に出してキーボードを終日叩く。腕が動かしやすくて疲れにくいのだ。電車の吊り革を握るとよくわかる。アームホールが大きいと腕を上げた時に上着がガバッと持ち上がってその重さが腕にかかって疲れてしまう。私の給与ではTomorrowlandのスーツは安くはない金額だったけれど仕事のためなのでここは金をかけるところだと思い数着揃えた。

テロテロで軽いイタリア生地のスーツはすぐにヨレヨレになってしまう。クリース(ズボンの縦の折り目のこと)が甘くなってしまいがち。クリーニングに出しても数回着たらクリースの線が弱くなってしまう。朝着用して夕方には膝の裏と腕には皺が寄ってしまう。そこで気になってきたのが英国生地。当時は野暮ったい色柄の英国生地の既製品スーツはほとんどなかった。そこでEdwin woodhouseの英国生地でオーダーすることにしたのだ。ネイビーのウーステッド生地(起毛してない生地)のグレーのストライプが入った生地。

出来上がりには感動した。パリッと張りがある。クリースがなかなか消えない。当時主流のイタリア生地は240gくらいの軽い生地ばかり。緩く織ってあるテロテロなイタリア生地と比較して高密度に織られた生地。11オンス(310g)くらいのウェイトは既製品ではほとんどなかった。この程よい重さに作用する重力の影響で生地が地面に向かって引っ張られるので縦のシルエットが綺麗に出る。

オーダーしたのは今はもうない吉祥寺の路面店。最近知ったのだが、その時にフィッターを担当された方は今現在山形のニットメーカー米富繊維の社長になられていた。Webで拝見したら渋いシニアになられていて懐かしく思った。ここはファクトリーブランドとして地力をつけてきているようで、評判も上々。機会があったら購入してみたい。

昔のRING JACKETのシャツ

ちょっと変わった構造。

襟回りはフラシ芯で柔らかい。

これもコロナが流行する前くらいの時期に、未使用品をヤフオクで落札したもの。袖の長いサイズのシャツを揃える必要があり3着落札。日本製だけど、ネック39に対して裄丈が88くらいあってイタリア現地サイズみたいに袖が長いのが嬉しい。2枚は寿命を迎え既にさよならしてて、今はこの一枚が残っている。

特徴的なのは袖の作り。普通は一枚の生地を筒状にして縫い合わせるが、これはスーツの上着みたいに2枚の生地を縫い合わせている。なかなか目にしない変わった作りで興味があったので、落札当時リングの直営店に見に行ったが同じようなシャツはなくて、ボレリやバルバみたいなナポリ製のシャツをリングヂャケットのタグをつけて売られていた。

ちなみにリングヂャケットの社長だった福島さんはロードバイクを嗜むサイクリストだそうだ。最近、事業は香港のMark Choさんに譲り、社長からも退任されたそう。世界有数のファクトリーブランドとしての成功を祈りたい。

ビアンキFenice7年目を迎えて気付いたこと

走行距離32,000kmを超えた。

久々に晴れた先週末

ビアンキFeniceがどんなフレームなのか、最近になって気付いたことがある。前の愛車であるグレッグレモンベルサイユとの違い。

今更ながら確信するようになったのが、荒れた路面では前車だったレモンよりも失速しやすいというもの。荒れた路面というのは古くなったサイクリングロードというと自転車乗りにはわかると思う。川沿いによくあるサイクリングロードというのは自動車が走ることを前提としていないからアスファルトの路面は薄くて耐久性がない。時間が経過するとうねって、ヒビが入って凸凹になったり、陥没したり、侵食されて小石でザラザラになる。そういう路面では失速するようなのだ。わずかなので中々、気付かなかった。

前車のGreg Lemondに乗っていた頃は途中で数年のブランクがあったり、寒い時期には全然乗らないこともあったり、乗り込んで走力が高まった時期もあった。フレームが壊れてFeniceに乗り換えてからも冬は乗り込めなかったこともあるが年間4000kmから6000kmくらい走行するペースを維持できていた。乗り込めていたシーズンの年間走行距離はどちらも同じくらいだろう。

日々のライドは平日早朝の20km、週末の60-70kmのミドルライドで、レモンに乗っていた頃とコースは同じ。なのに総じてFeniceに乗り換えてからの方がタイムが悪いのだ。走行時にタイムを縮めようと積極的になると無意識に無理をしてしまい、落車や事故の危険が増すことを身をもって経験しているからそういう乗り方はしていない。少し頑張る、普通に走る、ペースを抑えめにして疲労を軽減する、というくらいの調整である。これはレモンに乗っている頃から変わってないライディングスタイル。で、どの乗り方をしてもタイムが悪い。頑張った乗り方をしても、レモンで頑張った頃のタイムより悪いし、控えめのペースで走ってもレモンで控えめのペースで走った頃よりもタイムが悪いのだ。20kmコースで2分くらい、70kmコースで5分から10分くらい遅い。タイヤの空気圧だとか、色々試したけれどタイムが悪い。レーシングフレームなのに遅いってどういう事?遅い原因は何だろうと日々注意深くバイクの挙動を観察した。

軽量で硬いFeniceは漕ぎ出しが軽い。パワーロスのない感触で上りは少し楽になったくらいだ。でも綺麗な路面から荒れた路面へ入ると僅かに失速することに気づいた。それと同時にレモンでは荒れた路面でもペダルを踏んでグングン乗っていけた、あの懐かしく気持ちの良い感触を思い出した。

特にタイヤの空気圧を高めにするとFeniceのこの傾向がはっきりしてくるようだ。綺麗な路面だと速度が乗っていってやたらと気持ちが良いのだけど、路面が荒れてくるとスピードを維持しにくくなる。レモンの頃はこんな失速感を感じたことはなかった。おそらくFeniceでのタイムが悪い理由はそこだろう。私の走るコースはサイクリングコースを含めて荒れた路面が結構多いのだ。

レモンは鉄とカーボンのハイブリッド構造で、しなやかなフレームと言われていた。一方、Feniceは硬くて軽いアルミスカンジウム合金のレーシーなフレーム。レーシーで硬いフレームが皆、荒れた路面で失速しやすいのかどうかは分からない。他者がそのようなことを書いた文章を読んだことはないので一般化はできないだろう。でも私の技量で、私の乗り方で、私のトレーニングコースではFeniceよりもレモンの方が速いと言えそうだ。

Feniceは綺麗な路面では気持ち良く加速し、速度維持できて、下りのコーナーではフロント周りのハンドリングが安定していて、登りではパワーロスなく登ってくれるフレームであるとは思う。ただあの荒れた路面での失速する感じはちょっと残念ではある。ホイールを変えたり、チューブレスへ移行したりするとまた変わるのかもしれないが。

 

AirPods4を買った。

そしたらAirPods5が発売された。

音も良い

娘はイヤホンを持っていなくてヘッドホンを愛用してたけれど、夏にヘッドホンは暑すぎるようで私のAirPodsを使い始めた。私はノイズキャンセリング機能が欲しかったのでAirPods4を買った。そしたらAirPods5が発売されちゃった。あーあ。

英語のリスニング練習のためにAirPodsを買って使い始めたら通勤電車や駅での雑音と構内や車内アナウンスが爆音過ぎてイヤホンからの音声が聞き取れないということが判明。駅のホームで聞く音が、耳元で鳴っている音を掻き消すほどの爆音とはそれまで感じなかったが、相当にうるさい。耳の悪い人たちへの配慮もあるのだと思うけど、アナウンスは本当にうるさい。なのでノイズキャンセルできるタイプへ買い替えたかったのだ。

ADHD気味の人が薬を服用すると世界はこんなに静かなのかと驚くと言っていたが、それと似ているかもしれない。周囲の音がグッと抑えられて静かになる。視界はそのままなのに周囲から隔離されたような不思議な感覚だ。ゴクリという唾を飲み込む音が聞こえる。とはいえ駅のアナウンスが聞こえなくなるほどではない。そしてイヤホンからの音声は大音量にしなくてもちゃんと聞こえる。

音も良い。音が速い。スピーカーオーディオとの違いは、イヤホンは耳だけで聴く感じだけど、スピーカーは身体で聴く感じで聴こえ方が違う。スピーカーオーディは今の時代の住環境にあってはとても敷居が高いと思う。プレーヤーもアンプのスピーカーも、エントリーモデルは安価だけれど自宅にリスニング環境を準備するのは容易でないだろう。音楽はイヤホンやヘッドホンで聴くのが一般的なのは仕方がないのかもしれない。

これ、マジでうまいのよ。

レストランで食べるビーフシチューより旨い。

牛肉は最低一時間は煮込みましょう。

エムトゥーエムのビーフシチューのルー。これ、相当に旨いのでみんなにオススメ。成城石井で売ってるし、Amazonの通販でも買えたかと。

我が家を初めて訪れる客人に振る舞う料理はコレ。鉄板。パワフルなボルドー赤ワインにも負けない味。これがあると私は一人でバゲット一本いけちゃう。

最初はパッケージ裏面に書かれてある通りに作るのがおすすめ。野菜や肉の量を変える場合は水の量を変えたりする必要があるかも。野菜を多めにしたら水を少なくするとか。牛肉はサシが入った柔らかいものは溶けちゃうので赤身が良いかと。安価なスジ肉でも長時間茹でればホロホロになる。

ハーブ類を入れたり、牛肉を焼くときにワインを足してほんのり酸味を効かせたりすることで味に変化をつけたりできるので飽きない。自宅常備食品の一つ。

 

ロードバイクのボトルケージを交換

純正のネジが使えなかった。

新しいボトルケージ

20年使ったミノウラのボトルケージ。アルミ製で黒い塗装。長年の使用で塗装が脆くなったのかボトルに塗装がこびり付くようになった。ということでTOPEAKのボトルケージに買い替えた。早速取り付けようとしたらビアンキ純正のネジだとネジ頭が大きすぎてボトルケージを固定できない。あーあ。ということでホームセンターでM5サイズの六角レンチで締めるタイプの、頭の小さいネジを買ってきて無事に交換完了。樹脂製なのでボトルも汚れない。

ちなみにボトルケージの固定に使われるネジはM5サイズで決まっているようだ。Geminiが教えてくれた。