Arancione Fenice’s diary

趣味、いろいろ。日常、いろいろ。

ピアノコンチェルト

やっぱりショパンのピアコン1番はいい。

ドラマ、のだめカンタービレショパンのピアコン1番を知って何てかっこいい曲なのだろうかと驚いた。長い前奏の後にピアノが始まる。

音楽の教育も受けていなければ音楽を聴く習慣のない両親のもとで生まれ育った私は当然クラシックに詳しくない。楽器も弾けない。小学生の時に習ったハーモニカと縦笛くらいだ。カスタネットとかトライアングルはできるな。クラシックマニアとは程遠い。ただ子供の頃から弦楽器のアンサンブルの音が大好きだった。ヴァイオリンソロの音は嫌いだが、弦のアンサンブルは美しい音色だと小学校低学年の頃から感じていた。こんなに美しい音がこの世に存在するのかと、誰にも言わずにただ感じていた。学校の音楽の授業、テレビなんかでなんの曲かはさっぱりわからなかった。曲というよりも弦のアンサンブルの音。叩いたり弾いたりするのではなく擦ることで音を、それも複数の音が重なり合って響く。音の立ち上がりと収束が滑らか。

次に好きなのはピアノの音。

ピアノを弾ける人が羨ましい。両手の指の数だけ同時に音を出せる。一人オーケストラも可能。ドラマのだめカンタービレでベートーベン交響曲7番をピアノで演奏しているのを聴いてびっくりした(リストの編曲によるものらしい)。

そう、この二つの音色を存分に味わえるのがピアノ協奏曲。私が一番好きなジャンル。ピアノとオケがお互いに綺麗な音色を引き出し合う。

https://music.apple.com/jp/album/chopin-piano-concertos-nos-1-2/693439941

可哀想なPMC

家族と共存せねばならんのだ。今しばらく待ってておくれ。

リビング隣接の四畳半の畳スペースにPMC Twenty5.23を設置。妻と協議の末なんとか場所確保。2cmの厚さのタモ修正材を注文して木材屋さんに作ってもらい、PMC純正のスパイクをそのまま修正材に突き刺すように設置してます。音響的にはオーディオボードの上にスパイク受けを置いて設置するのが正解なんでしょうけど。

PMCに繋ぐMOON 240iをどこに置くのかは引き続き協議中。取り急ぎホームエレクタのウッドシェルフが2枚余っていたので30cmのポールとキャスターを追加購入して簡易ラックを用意。この手の組み立てラックは音響的には悪いとアキバの有名店のオジサンは言ってましたが致し方なし。掃除の時にはキャスター付きで動かしやすいので妻の不満をある程度抑えられる事を期待。

この四畳半スペースは仏壇があってお供物したり、ルンバとダイソンの基地もある。洗濯物を干して畳んだり、アイロンかけスペースなんかに活用しているので自分勝手には使えないのですよね。

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とほほ。アイロンかけた衣類がPMCの上に。

年末年始は何かと忙しく、全然記事を更新できず。結婚して小学生の子供二人の所帯だと大掃除も大変だし、親戚付き合いの頻度も多くて実家や親戚訪問、子供の書き初めもあるしゆっくりできる時間が全くなし。オーディオと家族、どっちが大切なのかと聞かれたらもちろん家族ですよ。私はまだ道楽者になりきれないですわ。

ダイシモチ

もち麦の一種。

普通のもち麦と違って主に皮付きで売られている。ダイエッターとして食事には注意していて炭水化物を減らし、食事の回数を減らし(オートファジー狙い)、白米をやめて玄米を発芽させてから炊飯したり、もち麦を白米に混ぜて炊いたり、白米は冷たいままで食べる(レジスタントスターチ狙い)とか色々工夫中。寒くなって自転車トレーニングがあまりできなくなったので春までは要注意なシーズン。年末年始で体重増加モードに入ってしまうのがいつものパターンなので。

ダイシモチは皮にポリフェノールが含まれていて色が紫。もち麦は食べると胃腸の中で膨らむ感じがあって胃もたれしやすいので白米や玄米を食べる時よりも量を減らすようにしている。胃もたれしても胃から腸に流れるとお腹はスッキリしてくる。

白米と一緒に炊くよりも、ダイシモチだけで炊いて冷蔵庫に保管し、食べる時だけ好きな分量を白米に加えるという食べ方をしている。皮がついている分パラパラしていてこうした食べ方がやりやすい。

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カップ一杯に水をカップ二杯加えて炊いてます



ビームスFのオリジナルスーツ

多分、15年くらい前に買ったスーツ。

体型の変化もあってちょっと緩かったり、窮屈だったりしてこれまで着る機会がほとんどなかったこのスーツ。昨日、久しぶりにスーツを着る機会があったので試してみたら今の体型にフィット。でもよく見るとちょっと古臭い。上着は着丈が長めでトラウザーズは股上が深く、全体にややゆったり目。

今時のスーツはもっと細身で着丈短め、股上浅めで軽快な印象を受けるシルエット。どことなくカジュアルな雰囲気が時代の空気を表現していて良い感じ。それと比べるとクラシックというかちょっと古臭い感じだが、その古臭い雰囲気がアラフィフの私には良いのである。

生地はゼニアのヘリテージのシリーズで、モヘヤ混。イタリア生地なのにゴワゴワしている。手触りもざらっとしていて光沢もない。イギリス生地ほどタイトな織り方をしていないのでしなやかさはある。色は洒落ている。ネイビーにグレーのストライプなのだが濃淡複数の濃さの糸を使って織るので色の見え方に深さが加わって素敵だ。これはイタリアのセンス。イギリス生地のタイトな織り方が好みなのだが、純粋なイギリス生地にこのような色味はないのではないか。目付けは多分350くらいあるような気がする。ちょっと重め。ちょっと重めの方が縦の線がシャープに出てスーツらしい雰囲気が出る。

既製品だし、私は怒り肩気味なのでちょっとツキ皺が出る。うまく取ってくれるお直し屋さんはないかしら?

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手持ちのスーツの中では最も好きな生地かもしれない

 

Nuprime STA-9 レビュー

AI-503より丸いかな?

STA-9もAI-503もD級アンプ。Nuprime自身がSTA-9には真空管の響きを真似た味付けをしていると公言していて、実際に聴いてみると音に余韻が僅かに残る感じはある。

ライバルはTEAC AP-505か。価格帯は近いものがある。あっちはクラシカルなメーター付きで電源スイッチは前面にある。メーターにはオレンジ色のランプが点灯するが正直言ってAI-503のような白基調で見る角度や部屋の光線状況によって緑にもクリーム色にも見えるランプの方がモダンで良かったのに。kakaku.comのレビューではAI-503のメーターランプの色は酷評されてましたね。正直、オレンジランプの方がレトロでおしゃれでございますってのが出過ぎててダサいと思うのよね。

STA-9の特徴としてはモノラルで使った時にも4Ωのスピーカーに対応しているところ。AP-505の場合はモノラルで使うときはスピーカーのインピーダンスは8Ω以上となっている。

バッファアンプはA級となっていてそれなりに発熱もある。触っていられる程度だが。

音質についてはAI-503と比較するとスピード感が僅かに劣るが音の抑揚がSTA-9の方が出る感じですね。AI-503の方が直線的な音の出方です。とはいえ一般的なトランジスタアンプと比べると十分音の立ち上がりは早い。高域にはD級っぽい響きはやっぱりある。D級が好きでない人はこれも好きになれないだろう。無信号時にノイズが出るそうだが私は感じなかったです。これでPMCを鳴らすとご機嫌なサウンドを聴かせてくれます。ただし、ソナスのSonetto1との相性は今ひとつ。スピード感が出ないし、美しいソナスの響きが出てこない。AI-503とSonetto1の組み合わせも同じような印象。あくまで私の個人的な印象ですけど。

用途としてはヘッドホンアンプユーザーがスピーカーで聴くときに使う形になるのかな。私はヤマハWXC-50に繋いでますが、これだと最大音量にしても爆音になりません。そういう意味では組み合わせに相性がありますね。

電源スイッチが背面にあるのは使いにくい。北米の人は省エネなんて発想ないのかオーディオ機器類の電源は入れっぱなしで使うのが普通みたいな記事を読んだことがあるのでその影響なのかもしれないが。

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表面が縮緬状に加工されていて質感良好

 

マルベック

コスパ最高。

マルベックとは赤ワイン用の葡萄の品種名で出自はフランスだったと思う。ただフランスワインでマルベックを使ったワインというのはあまり見かけない。南フランスのものを過去に一本飲んだだけかも。マルベックのワインを見かけるのはアルゼンチン、チリ、南アフリカあたりか。味がしっかりしている感じなのはカベルネソービニオンに似ている。

近所のコンビニで買った880円のマルベック。生産者はチリのコノスル社。ポピュラーな作り手ですね。ワインセラーを持ってないのでワインを買い溜めしてストックするということをせずに飲みたい時に飲みたいものを飲みたいだけ買うというのが私のスタイル。買い溜めするとつい飲み過ぎてしまい、コスパ悪いのです。近所のコンビニでこういうのが買えるようになって嬉しい。

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880円でこのクオリティはありがたい

 

Assiomaを使うとGarminのケイデンススピードセンサー不要

衛星を捕捉しないとスピードが表示されない。

Assiomaをガーミン810Jとペアリングするとケイデンススピードセンサーとのペアリングが解除されてしまう。ケイデンスデータはAssiomaから受信するのだろう。スピードセンサーは?っと思ったらこれはGPSデータから算出している模様。

ガーミンの電源をONにすると衛星を捕捉するまで分単位で時間がかかるケースがあるのだが、衛星を捕捉するまでスピードが表示されない。衛星を捕捉するとちょっと自転車が動いただけでも速度を表示するのでかなりGPSの感度は良いのですね。

ペダルが故障した時のことを考えてケイデンススピードセンサーはつけたままだけど、邪魔だし年末には取っ払ってしまおうかしら。

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フルフィンガーグローブだとこうした撮影もやりにくい