カンパニョーロのアテナ11sとお別れ。
本日、ラストライド。40000キロくらい、使ったと思う。私のロードバイクライフのほとんどはアテナと一緒だったことになる。
はじめてのロードバイクはGreg Lemondのベルサイユ。完成車販売でコンポーネントはシマノ105ベースのRDだけUltegraという代物で、105が10s化されたはずなのに9sがついていた。シマノの操作感はヌルヌルスムーズで良いものだったけど、変速機能を兼ねているためブレーキレバーが横に動くという構造がそもそも馴染めなかった。ギアもフロント53-39、リア12-26の男前仕様。こんなの初心者じゃフロントは常時インナー39Tばかり使う羽目になっちゃうよ。山なんて行けるわけない。
悶々としているうちに妻と結婚する流れとなってロードバイクに乗らなくなり、デブりはじめてヤバいと一念発起。ロードバイク復帰と合わせてコンポーネントをシマノからカンパニョーロへ乗せ替え!
ちょうどカンパニョーロが11s化したタイミングでアテナ一式を新調し、ホイールはシロッコ。どちらもエントリー寄りの中級グレード。ハンドルも完成車付属のものはデカすぎたのでデダのシャローハンドルへ変更。アテナの操作感は安っぽくてゴリゴリしてるけど、レバー(エルゴパワー)は本当に使いやすくて大満足。
何度か落車もして傷だらけ。ベルサイユが破損してフェニーチェに乗り換える時にもアテナを流用。思い出がたくさん詰まってるけれど、そろそろ寿命。カセットとチェーンリングはすり減り、エルゴパワーも劣化してきて走行中にリアがトップ側に勝手に変速してしまうことも度々。
次はコーラス10sへ先祖返りすることに(ブレーキだけは現行レコード)。あの時代のレバーのデザインが大好きでちょっとずつパーツを買い集めてた。デダのハンドルはまだまだ使えそうだし、ホイールもショップのメカニックさんが言うにはまだいけそうだとのこと。本格的なヒルクライムはしないので下りでブレーキを酷使することもなく、リムが削れていないのだろう。
今日、ショップにフェニーチェを預けてきた。次の週末にはコーラスとご対面。クランクも172.5mmに変えてみた。使い勝手はどうだろうか?長く付き合えるだろうか?