ブラッククイーンというブドウから作られている赤ワイン。
私が加入している健保組合直営の保養所が長野県にある。7年くらい前から毎年のように家族旅行に出かけている所。そこのダイニングはフレンチで、初めて宿泊した時の夕食時にワインを飲もうとワインリストを見せてもらった。見てみるとワインリストというには随分と種類が少ない。
日本のワインは変な味がするし安くないという先入観があって、普段はもっぱら南米産のコスパ抜群のワインばかり飲んでいた私だがせっかくだから地元の長野産のワインを飲んでみようと思い、注文してみたのがブラッククイーンというブドウを使った赤ワイン。
飲んでみると今まで味わったことのない風味。南北アメリカやオセアニアのワインは主にフランス系のブドウから作られてる。カベルネソービニオン、メルローなど。それらとは違った個性がある。イタリアやスペインのワインとも違う感じ。渋みは控えめで果実味が強い。変な甘さもない。複雑な味ではなくてシンプルだけれど美味しい。これはいい。ちゃんとした個性がある。ということでそれ以来、このワインを時々飲むようになった。
最近は日本人も情熱的なワイン生産者が増えていると聞く。コスパは海外産には劣るけれど日本の生産者は応援したい。
